消石灰20kg (食品添加物) | |
●水酸化カルシウム(すいさんかカルシウム、Calcium hydroxide)は、化学式 Ca(OH)2 で表されるカルシウムの水酸化物。 ●消石灰(しょうせっかい)とも呼ばれる。俗称で、生石灰(せいせっかい、きせっかい、酸化カルシウム)と区別するため「けしせっかい」と言われる場合もある。 ●固体はカルシウムイオンと水酸化物イオンからなるイオン結晶である。水溶液は強いアルカリ性を示し、二酸化炭素を簡易的に検出する試薬として多用されている。 グラウンドなどに白線を引くラインパウダーによく用いられるほか、火力発電所の排ガス中の硫黄酸化物の除去、酸性化した河川や土壌の中和剤、凝集剤としても用いられる。 近年、目にはいると失明のおそれがあり非常に危険なことが指摘されており、白線用としてはより安全な炭酸カルシウムに変更することが推奨されてきている。 砂、海草抽出物と練ったものは漆喰と呼ばれ、壁や天井に塗られる。固まるまでに時間がかかるが長持ちする内外装材である。これが固まるのは下に示すように空気中の二酸化炭素を吸収することによって炭酸カルシウムが生成するからである。 また、コンニャクの凝固剤としても使用されている。 ほかに、試薬、食品や化粧品のpH調整剤、カルシウム補充剤、化学合成原料、体質顔料、殺菌剤、歯科治療における感染根管処置時の貼薬剤などとしても用いられる。 そのほかに石灰水は実験などに用いられる。 |
塩化マグネシウム(にがり)500g (食品添加物) | |
塩化マグネシウム(えんかマグネシウム、magnesium chloride)はマグネシウムの塩化物であり無機化合物の一種で、化学式 MgCl26H2O、6水和物は式量 203.3022 の白色結晶である。にがりの主成分のひとつ。 【用途】 にがりとして豆腐作りなどに使用される。 肥料等の製造。 電気分解による金属マグネシウムの製造。 凍結防止剤、防塵剤、防火剤製造の原料。 |
無水炭酸ナトリウム500g | |
【化学名】炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム) 【化学式】Na2CO3 【英語名】sodium carbonate, washing soda 【1水塩】白色の結晶。炭酸ソーダ1分子に水の分子が1個結合している。 炭酸ソーダは、炭酸塩の一種で炭酸ナトリウムともいいます。重曹、セスキ炭酸ソーダと比べてpHが高く、家庭用アルカリ剤の中では、もっとも強力。もちろん重曹やセスキ炭酸ソーダと同じ無機物なので、環境中に放出されても生分解不要。有機物と違って河川の有機汚濁を引きおこさないので環境に負担をかけにくいアイテムです。 水分をまったく含まない状態(無水塩)は「ソーダ灰」とも呼ばれ、ガラスの原材料として工業用に多く用いられます。身近なところでは石鹸や合成洗剤に助剤として配合され、昔は水分を含んだ10水塩という形で「洗濯ソーダ」としてよく使われました。中華麺のかん水やコンニャクの凝固剤など、食品添加物としても重宝されています。 洗浄剤としての炭酸ソーダの得手不得手はセスキ炭酸ソーダとほぼ同じ。だから、使い方もセスキ炭酸ソーダと同じに考えてOKです。炭酸ソーダはセスキ炭酸ソーダよりもpHが高いためゴム手袋をした方がよいなど、少しばかり気を遣わなければいけないこともあります。でも、その分使用量が少なくて済み、しかもセスキ炭酸ソーダや重曹よりもお値段は控えめ。上手に使えば洗濯や掃除のコストダウンにつながる頼もしい存在です。 |
次亜塩素酸ナトリウム12% 500g | |
庭用に販売されている液体の塩素系漂白剤、殺菌剤(洗濯用、キッチン用、ほ乳ビンの殺菌用など)などに使用されており、これらの製品のほとんどに次亜塩素酸ナトリウムの水溶液、またはそれに少量の界面活性剤(中性洗剤の主成分)などが加えられている。 また、水溶液はアンチホルミンという名称で食品添加物としても使われる。殺菌料としては野菜、果実などの消毒にも用いられるが、ゴマに対する使用は禁じられている。これは黒ゴマを漂白し、より高価な白ゴマとして販売されることのないようにするためとされる。また風呂水の殺菌・再利用にも用いられ、業務用が市販されている。 滅菌に使用されることも多く、各種細菌やウイルスに効果を示すため、医療器具やリネンの滅菌に使用されている。 ただし金属(とくにステンレス)に使うと錆びるため使用してはならない。 また、ノロウイルスを滅菌できるため的確な濃度に希釈して使用する場合もある。 |